ロープウェイの豆知識公開中!
2021/05/30
知っていると自慢できる…?ロープウェイはこうなっています
伊豆パノラマパークロープウェイで採用されているのは、スイスのCWA社製で世界的にもかなり採用実績のあるタイプです。キャビンの外板はアルミ製で白色に塗装され窓下の前後にロゴマークが描かれ、窓には搬器番号が記されています。
窓はグレーの着色アクリル製、座席は布張り、天井には通気口と明かり採りを兼ねた天窓が前後2ヶ所に設けられています。
伊豆パノラマパークロープウェイは全長 1,800m弱。通常の運転速度は秒速 4m/sで時速に換算すると約 14km/hで片道乗車の所要時間は 7分30秒です。
運行に支障がある風が吹いた時は安全確保のため、運転速度を秒速 3m/sに減速する場合があります(片道 10分)
また、安全が確保できない強風や雷の時は運休になります。
Q&A
- Q1 ロープウェイのワイヤーは 3,600m位あると思うのですが ゆるんだりしないのですか?
- 山頂駅には油圧シリンダーがあり、39トンの力でゆるまないように引っ張っています。
- Q2 ロープウェイにはどんな種類があるの?
- 伊豆パノラマパークロープウェイは『単線自動循環式』と言われる方式のロープウェイです。他にもロープウェイには色々な種類があります。
- Q3 ロープウェイはどうやって動かしているのですか?
- 山麓駅に 280キロワットの原動機(モーター)があり、電気で動かしています。
- Q4 停電になったらどうするんですか?
- 非常用にガソリンで動かす予備原動機がありますので電気を使わずにロープウェイを動かすことができます。
- Q5 ゴンドラとゴンドラの間隔はどうやって決めるの?
- 駅にある機械が間隔を 100m以上離れるように自動的に制御しています。(安全のため)
- Q6 ロープウェイって鉄道?
- ロープウェイは鉄道事業法に基づき営業されている特殊鉄道の一種で正式には普通索道と呼ばれています。国土交通省の管轄で、分類すると鉄道になります。
- Q7 空中を走っているゴンドラと駅に入った後のゴンドラの 速度が違うのはなぜ?
- 駅から出発する時にワイヤーを握索機が掴み、駅に入ってくるとワイヤーを離します。駅舎内でゆっくり動くゴンドラの上のほうを見るとワイヤーを掴んでいないのがわかります。